コスメパーマとは？美容師が簡単解説！実はデジタルパーマと同じだった？

コスメパーマは通常のパーマより髪に優しく、ダメージを気にしている方におすすめと言われています。

しかし、髪に負担が少ないと言っても、望み通りのパーマをかけることができるのか？

自分の髪にコスメパーマはしっかりかかるのか？

もちろん、理論的には全然違うのですが、

パーマを年間1000人担当するSENJYU森越チームからすると、正直コスメパーマもデジタルパーマも、ほとんど変わらない技術だと思っています。

今回は、コスメパーマやパーマに興味ある方必見。

SENJYU森越チームコスメパーマの全てを解説させて頂きます。

コスメパーマとは

• コスメパーマは化粧品

結論、薬剤が弱い。

• 従来のパーマは薬剤

結論、薬剤が強い。

化粧品と薬剤の違いは、パーマ剤の強弱だと思って下さい。

薬剤が弱いと言うことは、当然髪への負担も少ない。

コスメパーマと普通のパーマの違い

• 普通のパーマは薬剤
• コスメパーマは化粧品

↑正直美容師目線だとこれぐらいしか思いつきません。

もちろん、細かな違いは沢山ありますが、覚えても仕方ないことばかりなのでいったん流します。

コスメパーマとデジタルパーマの違い

• コスメパーマは場所を取らない
• デジタルパーマは機材を使用する

↑デジタルパーマはスペース(場所)と初期投資がかかるので、やや大掛かりなパーマと言えます

ちなみに、コスメパーマは髪が濡れたときにウェーブが強くでると言われていますが、デジタルパーマも髪が濡れているときに強くウェーブでます。

また、パーマの持ちに関しては、理論的にはデジタルパーマの方が上ですが、あくまで理論的な話しなので鵜呑みにしないでほしいです。

あれ？コスメパーマって他のパーマとなにが違うの？

(コスメパーマは法律上、薬剤では無く化粧品ですが)

よく聞くコスメパーマのメリットの意味

• 髪に優しい
• 細毛や軟毛に向いている
• 施術時間が短い
• 臭いが少ない

以上がよく聞くコスメパーマのメリット。

コスメパーマのメリットは当たり前の話し？

髪に優しい=かかり弱い

コスメパーマは髪に優しいとされますが、これは薬剤が弱いから髪に優しいと言う「当たり前の話し」なのです。

• ナチュラル(自然)に=かかりが弱い
• ゆるくかかる=かかりが弱い
• パーマを落としやすい=かかりが弱い

通常のパーマやデジタルパーマの薬剤を弱い薬剤に調節すれば、弱くor緩くかけることが可能です。

つまり、コスメパーマでないと緩くかけることができない訳ではないのです。

細毛や軟毛に向いている=剛毛、太い髪にはかからない

つまり、コスメパーマは細毛や軟毛に向いているは、消去法でそうなったと言うことなんです。

しかし、コスメパーマも使いようによっては、剛毛、太い髪にかかる場合もあるので、しっかりパーマがかかるかどうかは、個人差があると言えます。

施術時間が短い=緩くor弱くだから

• A、カールが強く、長持ちするデジタルパーマ
• B、カールが弱く、長持しないコスメパーマ

臭いが少ない=弱い薬剤なら当然

パーマ薬剤が臭いを発する理由は「髪に害となる成分を空気中に飛ばしている」つまり気化させているからなのです。

パーマのかかりが強い薬剤ほど髪へのダメージも大きいと言うことは、

• 髪に害となる成分を気化させて髪への負担を抑える必要がある
• 髪に害となる成分を気化させるほど、強い臭いを発する

以上のことを考えると、コスメパーマは薬剤の力が弱く、髪に害となる成分も少なめ。

髪に害となる成分が少ないので、コスメパーマが臭いが少ないのは当然と言えば当然の話なのです。

ちょっと待った！このメリットおかしい！

いや！それメリットにしたら、なんのためにパーマをかけたのか…

普通のパーマでもデジタルパーマでも、薬剤を弱めに設定してゆるくパーマをかければ、ストレートに戻しやすくなります。

つまり、コスメパーマだからスタイルチェンジしやすいのではなく、かかりが弱いので結果的にパーマも落ちやすいだけなのです。

そのため「ストレートに戻しやすい」をコスメパーマのメリットにするのはどうかと思うのが本音。

コスメパーマのデメリットや注意点

• 強くかけることは難しい
• 持続力が短い
• 剛毛、髪が太い方にはかからない

↑ここまで聞くと、なんとなく分かりますよね。

結論、コスメパーマのメリット・デメリットは自然の摂理

• 効果が低いほど、髪への負担が小さい
• 効果が高いほど、髪への負担が大きい

パーマに限らず、カラーでも縮毛矯正でも、薬剤が強ければ強いほど効果が大きくなり、髪への負担も大きくなります。

この自然の摂理は全メニューに当てはまり、劇的な効果を発揮するほど、反面なんらかの代償を向き合わないといけないのです。

パーマを選ぶ際は美容師さんの技術で選んで下さい

「コスメパーマだから髪に優しい」「コスメパーマはゆるめにかかる」は伝説みたいな理論。

パーマとは担当美容師さんの技術力で、髪へのダメージや、かかる強さが決まります。

SENJYU森越チームのコスメパーマ＆デジタルパーマ

SENJYU森越チームはコスメパーマ、デジタルパーマ、コールドパーマ、ノンアルカリパーマなど多数のパーマ薬剤を扱っています。

しかし、どのパーマでもお客様から「髪が傷んだ」との声は聞いたことがありません。

パーマをすると髪が激しく傷むイメージを持つ方もいますが、これは大きな間違い。

正しい薬剤の知識と、正しい工程を元にパーマを行えば、髪はほとんど傷まないのです。

つまり、SENJYU森越チームはなにか裏技は使っている訳ではなく、正しい薬剤の知識と、正しい工程で行う、本物のパーマを提供してるから髪が傷まないと感じるだけなのです。

(絶対髪が傷まない訳ではありません)

コスメパーマ＆デジタルパーマの使い分けについて

髪は1人1人全く特徴が異なり、同じお客様でも来店する時期よって髪質が変化します。

つまり、その日お客様に提供するパーマは、その日に合わせたその日限りのパーマと言うことなんです。

もちろん、お客様も毎回同じパーマスタイルを希望するとは限りません。

正直、パーマのプロであれば「デジタルパーマ1つで全人類の髪質に対応できる」と断然しても良いほど融通を聞かせることが可能。

なぜなら、SENJYU森越チームは美容師歴15年、年間1000人のパーマを担当していますが、お客様の9割はデジタルパーマだからです。

しかし、中にはデジタルパーマより、他のパーマを使用した方がお客様の要望を叶えることができたり、お客様が他のパーマを希望する場合もあります。

美容師目線でのコスメパーマのメリット

先ほども少しだけ解説しましたが、コスメパーマは特殊な機材を使用せず、薬剤とロッド(ウェーブを作る道具)だけでパーマをかけます。

そのため、大きな機材を必要とするデジタルパーマと比べて、金銭的な負担が少なかったり、場所を取らないなどのメリットがあります。

以上のように、コスメパーマとデジタルパーマの決定的な違いは、もはやお客様には無関係。

最後に、コスメパーマは素晴らしい技術です！

記事を読んでいると、なんとなくコスメパーマを否定している感じになっている部分もありますが、SENJYU森越チームはコスメパーマを否定する気は一切ありません。

SENJYU森越チームは、約9割のお客様にデジタルパーマを提供していますが、髪質的に「コスメパーマの方が良い」とは判断した際は、積極的にコスメパーマを使用しています。

そして、お客様のご要望もあればコスメパーマでパーマをかけることができます。

コスメパーマのメリットである、ナチュラルでゆるめのパーマをかけたいときにおすすめ。

カウンセリングのみも実施中！

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